ご依頼企業インタビュー
IR・金融に強みあり。お客様のやりたいことに丁寧に向き合う
株式会社ステークホルダーコム
■東京証券取引所や三井住友信託銀行のアプリも。「コーポレート・コミュニケーション」に強みあり
ステークホルダーコムを設立したのは2009年12月です。2009年はiPhone3GSが発売されたころで、スマホアプリ開発としては黎明期でした。1つずつアプリ受託開発で実績を積んでいき、設立から5年半で250本以上のアプリを受託開発しています。
企業とそれを取り巻くそれぞれのステークホルダーの橋渡しのような存在になればと、特にコーポレート・コミュニケーション支援系アプリの開発に力をいれています。自社開発では『会社法App』『IR-Books』といったビジネス系アプリをリリースしており、受託開発では東京証券取引所様の『アナリストレポート・ライブラリ』などを手がけています。
東京証券取引所『アナリストレポート・ライブラリ』
『アナリストレポート・ライブラリ』は投資家向けレポートをスマホで閲覧できるとあって、新聞にも取り上げられました。また、三井住友信託銀行様の『証券代行 株式実務サポートApp』では、株主総会実務をサポートするアプリとして好評をいただいています。
■企業PRや業務アプリなど実績多数!最新技術にも常にアンテナを
業務系アプリの実績が多いのも当社の強みです。アパレル会社等のPRアプリをはじめ、業務系では金融機関の店頭で商品を説明するiPadアプリや、ロビーで待つお客様向けに生活情報などを発信するiPadアプリを提供しています。他に鉄道会社向けの検収用アプリや保険会社向けの保険料試算依頼アプリ、広告営業担当者向け見積書自動作成アプリなど、業務に密接に関わるものも多いですね。
お話をうかがった代表取締役 増井慶太 氏
開発技術については、新しいところ・ニッチなところがないか、常にアンテナを貼っています。非常勤のブレーン・メンバーも含めて話し合う場を持っているのですが、ここからアイデアが生まれることも多いですね。AR機能やiBeacon、Apple Watchなど、最新技術もなるべく取り込むようにしています。新しい技術でも、ゼロから作らずにサードパーティ製のエンジンを使うなど、いかにお客様のご負担を減らして、効率よく組み込むかを意識しています。
■「10社あれば10パターンのやりたいことがある」お客様のニーズに向き合います
当社はWebサイト/システムの受託開発とスマホアプリ開発を事業の柱としています。なかでもアプリ開発の比率が大きいですね。iOSアプリ、Androidアプリ、アプリ専用サーバーサイドアプリケーションの3点セットで開発をすることが多いです。売上の7〜8割が発注企業様から直に請けた案件になります。
開発会社とお客様の間に代理店などを挟むと、開発中に両者がほとんど会わないということもあるようですが、やはり直接のコミュニケーションが大切だと思っています。当社の拠点は大阪ですが、東京のお客様とSkypeで結んでエンジニアと会話するなど、距離を感じさせない取り組みも行っています。
アプリを作るにあたり、やりたいことを決められているお客様もいれば、大枠だけイメージされている方もいらっしゃいます。お客様が10社あれば、10パターンの「やりたいこと」がそこにあると考えています。そのパターン1つ1つに合わせていけるのが当社の強みではないでしょうか。その成果かもしれませんが、アプリのアップデートや機能追加、リニューアルなども継続的なご発注も多くいただいています。
本社社内の様子(大阪市)
■今後は自社サービスも視野に。都内でもお気軽にご相談ください。
今後は受託開発も続けながら、自社サービスをもう1本の柱にできればと考えています。提供したいソリューションは2つあり、1つは技術的なもの。現在大学の研究室と新しい認識技術について試作を行っています。もう1つは特定業界ソリューション的なもので、教育・医療・金融などで横断的なソリューション・サービスが提供できればと思います。
現在は関西の受注が7割ですが、今後は都内にも展開していきたいですね、いまも私自身、営業で都内を頻繁に訪れています。元々、私は企画営業をやっていた人間ですので、ビジネス的な観点でより親身にお客様のお話をうかがえるかと思います。ぜひお気軽にご相談ください
会社名 | 株式会社 ステークホルダーコム |
URL | http://www.sh-com.jp/ |
設立 | 2009年12月 |
代表取締役 | 増井 慶太 |
本社所在地 | 大阪市中央区瓦町1丁目7番7号 ランズ瓦町ビルディング1005号 |
記事公開日:2015年9月14日